こんにちは、『のこ』です
7月18日に放送された『バース・デイ』で「バレーボール男子日本代表 チーム改革の舞台裏」が放送されました

男子バレーボールの特集がされるときは石川選手や髙橋藍選手のことが多いですよね。もちろん大好きなお2人なので嬉しいけれど違う選手のことも見たいな、と思っていたことも事実
今回はレギュラーを狙う次世代エースたちの戦いという特集だったので若手の選手にもフォーカスされていてまた違う面白さがありました
石川真佑選手が出演された『バース・デイ』はこちら
下剋上を狙う次世代エースたち
5月から行われた日本代表強化合宿にカメラが密着していました
ロラン・ティリ監督は
「今年は日本代表が3年後のロスオリンピックで最高の成果を上げるための移行と再構築の年。この1年間は主力選手を休養させながら新たな選手をテストして大事な役割を与える」と話されていました

前述したとおり私は石川選手も髙橋藍選手も大好きですが、OHだけでなくロスに向けてたくさんの選手を起用することは大賛成!選手も好きですが根本バレーボールが大好きなので色々なバレーボールが見たいなと思っています!!
私の推し選手はこちらに
合宿に招集されたのは32人。そのうち11人は日本代表初招集となりました
3年後を見据えたチーム改革の第一歩が現在のレギュラー陣をおびやかす新戦力の発掘。下剋上を狙う次世代エースたちの決意に迫ります!

『バース・デイ』って番組の作り方もかっこいいですよね。番組開始からワクワクがとまらない!!
OH(アウトサイドセッター)
石川祐希選手と髙橋藍選手、2人が絶対的レギュラーに君臨するポジションOH
試合ではOHは2人起用され、攻撃の中心を担うエースポジションとなっています
2人に挑むのが専修大学4年生の甲斐優斗選手。甲斐選手はパリオリンピックメンバーにチーム最年少で選ばれた期待の新星です

やはり次世代エース候補として外せないのは甲斐くん!あの強心臓はどうやって作られているのか?!私が同じシチュエーションで毎回リリーフサーバーで使われたら監督に文句言っちゃいそうです(笑)
甲斐選手はさらっと出てきてさらっとサービスエースをとってニコニコ甲斐くんスマイル。まさに甲斐タイム(by福澤さん(笑))

経験者からするとマッチポイントのサーブやサーブ前にタイムとられるの本当に嫌だったなぁ…気持ち的にとりあえず入れとこうと思ってしまいます。でも甲斐選手は動じず攻めるサーブを打つ、もうすごいとしか言えない…(日本代表と部活でやってた自分を一緒にするんじゃないよ(笑))
パリオリンピックメンバーに選ばれたものの少ししか出場機会がなかった甲斐選手
「次何かしてやろうという思いが沸き上がった大会だった。またオリンピックに出たいという思いが強くなった」と話します
甲斐選手にとってVNL2025は主力不在の前半戦が監督にアピールできる最大のチャンスです
ロラン・ティリ監督も「サーブとアタックの部分で非常に高いポテンシャルがある」と甲斐選手の成長に大きな期待を寄せています

リリーフサーバーの出場もかっこいいけどスパイクを打つ甲斐くんもかっこいい!!甲斐選手がスタメンで活躍する姿もとても見てみたい!
主力不在の前半戦、甲斐選手の最大のライバルとなるのが大塚達宣選手
「このVNL前半戦が自分の中で今年の代表で一番頑張るとき」と話されていました
大塚選手も東京、パリオリンピックに2大会連続で選ばれていますがオリンピックスタメン出場は一度もなし
2024‐2025シーズンはイタリアセリエAに移籍し日本のエースとなるべく己を磨いてきました

でも大塚選手のゲームチェンジャー力というかすごい力を持っていますよね。ちょっと流れが悪いのかな?と思ったときに大塚選手にどれだけ救われてきたか!
そんな大塚選手ですがVNL2025の前半戦終了後に右ひじの手術のため、一旦日本代表を離脱しました

これもまた石川選手、藍選手が合流するまでしっかりと日本代表を支えてそこから一旦離れるってかっこよすぎだろーー
ご本人はイタリアリーグや世界選手権に間に合うようにこのタイミングでの手術を決断したとおっしゃっていましたが
まだまだ長い大塚選手のバレーボール人生、どうか無理せず焦らず戻ってきてほしいなと思っています

いつまででもお待ちしています!
余談ですが月刊バレーボール8月号ってみなさん読みましたか?
推し2人が表紙ということで迷わず購入しましたが読み応えありまくりで永久保存版になりそうです
この月刊バレーボール内で甲斐選手と大塚選手お2人対談されていましたが終始仲の良さが伝わってきました

大塚選手のように初代表で話しかけてくれる人がいて心強かっただろうなぁ
自分たちが初代表のときに緊張や不安があったから年下の子たちが入ってきたらやりやすい雰囲気にできるよう自分たちから話しかけていきたいよな、と藍選手とずっと言っていたという大塚選手

それを有言実行してくれるっていい先輩すぎるー!自分たちもそんな思いしたからそれが新人は当たり前だぞ!という風潮にしないところが素敵すぎます!!(そういう先輩たくさんいますよねー)
他の選手たちの対談もたくさん載っているので月刊バレーボール8月号まだ読んでいない方はぜひ読んでみてください!
OP(オポジット)
もう一つの注目ポジションOP。OPはOHとともに攻撃を担い、高い得点力を求められます
近年日本代表のOPは西田選手がレギュラーとして定着していますが、西田選手は今シーズンの代表活動を休養中です
そんななかOPの期待の逸材が法政大学4年生、高橋慶帆選手

本当に綺麗なお顔立ちをされていますよね。イラン人の父と日本人の母を持つハーフであると。納得です!かっこいいのはもちろんですがお美しい!
実力に加え、爽やかな雰囲気も相まってSNSで話題になりましたがご本人は「外見だけの注目で終わりたくない、そこに伴う実力を持ち合わせないと代表としてやっていけない」と話されていました

22歳ですよね?!人気出て嬉しいですv( ̄Д ̄)v イエイ!と言っちゃいそうなものをこんな受け答えまでしっかりと…私、慶帆選手の倍ほど生きていますがこんなこと言えないわ(大丈夫、人気出ることない(笑))
高橋慶帆選手の武器は跳躍力。スパイクの最高到達点は同じオポジットの西田選手やエース石川選手をも上回る3m57㎝!!
しかし慶帆選手には西田選手以外にももうひとつ越えなければならない大きな壁が…
それが宮浦健人選手です!宮浦選手も西田選手不在の今シーズンにかける強い思いがあります

OHもOPも層が厚すぎるって~、西田選手も戻ってきたらどうやって選ぶんですか?!
OPの出場枠は1つ、慶帆選手は宮浦選手を越えなければ試合には出られないことになります。人がいなくて選べないではなく、人がいすぎて選べない。贅沢な悩みになりますが、ティリ監督の考えはいかに?!
本格的なレギュラー争いが始まる
若手中心の新メンバーで挑んだネーションズリーグ前半戦
ティリ監督に最も存在感を示したのは8試合にスタメン出場した宮浦選手!チーム最多得点をマークしています!慶帆選手は途中出場の3試合のみとなりましたが13得点と活躍!

3試合途中出場の13得点もなかなかの得点力だと思います!素晴らしい!!
「今年はチャンスのある年、そのチャンスが来た時に掴めるように準備する」と慶帆選手は話していました
OHの次世代エース候補大塚選手はチーム2位の得点、甲斐選手はチーム3位の得点をあげました

出ている試合数などが違うので比較することは難しいですが確実に熾烈な争いが繰り広げられています!
VNL2025日本ラウンドから石川選手や藍選手などパリオリンピック出場メンバーが合流し、本格的なレギュラー争いが始まりました
「2人が合流したから出場機会が減るのは自分は悔しい、スタメンを勝ち取るために準備して面と向かって勝負できたらいい」と話す甲斐選手

甲斐選手のあまり表に出ない内に秘める闘争心を見た気がします!甲斐選手や大塚選手の成長がまた石川選手や藍選手の成長にもなり、チームの成長にもなるのでみんな頑張ってほしい!
誰が出ても楽しいな、と思える今の男子バレーボール日本代表
何度も言いますが石川選手も藍選手も大好きなのは大前提として、若い選手たちがそこに食い込んできたらこんなにおもしろいことはないな~と今からとてもワクワクしてしまいます!
いよいよファイナルラウンド、そして世界選手権も控えている日本代表の活躍がますます楽しみです!
とてもワクワクする素敵な番組でした、ありがとうございました!!

個人的にはセッターの下剋上も特集してほしい…関田選手推しではありますが後継者としてどんな選手があがるのか見てみたいです!!