こんにちは、『のこ』です
今回は個人的にどうしてもまとめたかったことを書きたいと思います
それは
バレーボール用語 昔と今の違いをまとめてみよう!!
ずっと思っていたんです

今のバレー用語と私がやっていたときのバレー用語ってだいぶ違うけど多分解説聞いてて「ん?」って思う人いるだろうなぁ
現に私もその1人。試合中の解説聞きながら例えば「レセプション返球率がなんちゃらかんちゃら・・・」と言われてもパッとでてこないことありませんか?
なので、自分のためにも一度整理してみたかった
解説でよく使われるバレーボール用語をまとめてみました
正直、変わっていることがありすぎて全部はまとめきれないと思うので、とりあえず解説でよく使われるバレー用語の昔と今をまとめてみました
意味 | 昔 | 今 |
---|---|---|
左右両サイドからスパイクを打つ選手 | アタッカー、レフト | アウトサイドヒッター(OH) |
セッターの対角に位置し、主に攻撃専門の選手 | アタッカー、ライト | オポジット(OP) |
4回以上ボールに触ってしまうこと | オーバータイムス | フォアヒット |
相手のサーブを受けるレシーブのこと | サーブレシーブ | レセプション |
コートの前衛の真ん中に位置するポジション | センター | ミドルブロッカー(MB) |
レシーブであがったボールを味方のアタッカーにパスするプレー | トス | セット |
同じ選手が連続して2回ボールに触れること | ドリブル | ダブルコンタクト |
セッター以外の選手がトスをあげること | 二段トス | ハイセット、ハイボール |
試合中に交代でサーブを打つ選手 | ピンチサーバー | リリーフサーバー |
選手がボールを掴んで止めてしまうこと | ホールディング | キャッチボール |
サーブレシーブ以外のレシーブ | レシーブ | ディグ |

昔のほうは私が学生時代なので20年以上前のものです。もしかすると、この昔と今の間にも違う用語があるかもしれない
アウトサイドヒッターの前はウイングスパイカーとか言われていましたよね
私の学生時代はアタッカーかライト、レフトだったのでウイングスパイカーも新用語だなと思っていたのにさらに新たな新用語『アウトサイドヒッター』が出てきて驚いた記憶があります

プレースタイルとともにバレー用語も進化しているんだなぁ
その他の用語
昔と今を上記ではくらべてみましたが、このほかにもどういう意味だろう?と思ったことがある用語を書き出してみます
Aパス
まず1つ目
解説で「きれいにAパスが返ってきました!」と実況の方や解説の方が言うのを聞いたことありませんか?
私は最初聞いたときまた新たな用語!Aパスって何ぞや?と思っていました
まとめてみました、こちらです
Aパスとは、セッターが立っている位置に正確にボールを上げるパスのこと。セッターが動かず、トスを上げられるので攻撃の選択肢も広がり、セッターの体力温存にもなる
そして聞くことは少ないですが、Aパス以外はこちら
Aパス以外のパス
- Bパス: セッターが1~2歩動いた位置にレシーブが返ってくるパス。
- Cパス: セッターが上げにくい位置にレシーブが返ってくるパス。
- Dパス: 相手コートにダイレクトにボールが返ったり、セッターがトスを上げられない状態

でもまとめるにあたって調べてみたら、割と前からある用語なんですね。私の学校が使っていなかっただけかな?
S1ローテーション
2つ目は『S1ローテーション、S2ローテーション』という言葉
簡単に説明するとSはセッターのことを意味し、数字はセッターがサーブを打つ順番です
なので、S1ローテーションはセッターがサーブを打つローテーション(セッターがバックライトポジション)
そしてS1ローテーションの次からは『S6→S5→S4→S3→S2→S1』の順にまわります
S6(セッターがバックセンターポジション)、S5(セッターがバックレフトポジション)、S4(セッターがフロントレフトポジション)、S3(セッターがフロントセンターポジション)、S2(セッターがフロントライトポジション)
そして解説で「S1ローテーションなので1回できりたい」とか聞くことありませんか?
S1ローテーションでレセプションの場合、オポジットがレフトポジションから、アウトサイドヒッターがライトポジションから攻撃に参加することが多くなるため慣れないポジションからの攻めになるので難しいと言われています

たしかに左利きが多いオポジットなので余計にレフトポジションからって打ちにくそうですよね
ブレイク・サイドアウト
3つ目は『ブレイク』『サイドアウト』
ブレイクとは、サーブ側がラリーを制し、得点すること
サイドアウトとは、サーブレシーブ側がラリーを制し、得点すること
ブレイクをとるということは必然的に連続得点ということになるので、ブレイク率を高めることは試合を有利に進めるためには重要な要素となります
2025年から一部ルール変更
昔からの細かいルール変更は色々ありすぎて、うまくまとめられなさそうなので省略させていただきます

私がバレーボールを始めたころはそもそもサイドアウト制だったり、サーブやバックアタックを打つ場所も決まっていたり、サーブがネットに当たることはミスだったり。1番変わったことはやっぱりチャレンジ制度でしょうか。そう考えるとルールはやっぱり大幅に変わっていますよね
今のほうがルール的にも出来ること、していいことが増えた気がしてワクワクするバレーボールの1つの要因になっているのかな、とも思います
そんな中、2025年からも一部ルール変更があるようです。試合観戦に関係あるものを主に2点まとめてみます
1つ目はアウトオブポジション(ポジショナルフォールト)がなくなるということ
アウトオブポジション(ポジショナルフォールト)とは、ローテーションで定められた自分の位置を、サーブが打たれる前に移動したりポジションを間違えたりする反則のことです
前後左右の選手との位置関係を見ておかないといけないので非常に厄介なルールだなと私は思っていたんですが(何度も反則とられた経験あり。厳しい審判はめっちゃ厳しかった印象です。足先とかね)
それがなくなるということはサーブの段階からもう自分の守備の定位置にいていいということですよね
レセプション側は今まで通りなのでサーブを打つ前には動けません。サーブ側のみのルール変更です

どちらかというとレセプション側のセッター、常にネット際に立っててOKにしてもらえないかな?とか思いませんか?(笑)あのバックポジションのときの毎回前に走りこむのいらん体力消耗だと思うんです・・(っていうセッター経験者のひとり言です、はい)
なんだかアウトオブポジションがないということがあまり想像つかないけどそこらへんもチェックしながら観戦楽しみたいと思います
※そして『アウトオブポジション』が『ポジショナルフォールト』ということをここで知りました!実況、解説であまり聞いたことがなかったので上記の表に入れなかったんですが、ポジショナルフォールトと言われても絶対ピンとこないだろうなぁ・・まだまだ勉強します!
2つ目はスクリーン禁止
スクリーンとは、サーブを読ませないため味方ブロッカーが相手側にサーバーを見えにくくするという行為です。今までも反則ではありましたが今回のルール変更で頭より手を高くあげてはならないということになりました

スクリーンも今まで少し曖昧なところがあった気がしますが、頭より手を高くあげてはいけないと目に見える基準があるといいですよね
もう1つ『ダブルコンタクトの緩和』というものもルール変更にあったんですが、ルール変更の文章を読んでもあまり想像つかなくて
ダブルコンタクトをしても相手コートにかえらなければOK、かえってしまったらOUT
味方コート内であってもあからさまなダブルコンタクトはOUTとかなんだか審判基準にもなりそうなルール変更だなと思ったり
これは目で見てみないと分からないので試合を観ながら勉強していきたいと思います
もっともっとバレーボールを楽しもう!
今回はバレーボールの変化をまとめてみました。正直意味が分かっていなくてもバレーボールは楽しめます。単純なことをいえば、ボールを落としたら負けという競技なので
でも私は実況、解説ありで観戦するともっとバレーボールが楽しくなると思っているので
ぜひぜひ目と耳と色々なところから情報収集して楽しく試合観戦しましょー!
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