【行き渋り】仕事を辞めても息子からの信用ゼロだった私。でも私も心から息子を信じていなかったのかも?と気づきました。信じて見守ることの大切さ、難しさを考える時期だったなと思います

こんにちは、『のこ』です

息子が学校へ行き渋り、不登校気味になって1ヶ月

親子でたくさん悩んだ1ヶ月でしたが私が仕事を辞めたことで元の息子に戻ってくれるかな?と思っていました

でもやっぱりなかなかすぐには難しいものですね

息子の信用を取り戻すには

私が仕事を辞めたことは息子にももちろんすぐに伝えましたが

息子
息子

俺が学校に行ったら仕事に行くんやろ!絶対仕事辞めたなんてウソだ!

完全に信用を失っていました…何度も説明し、何とか理解してもらおうと思いましたがやっぱり息子は全然信用してくれません。そしてもちろん学校にも行かない

仕事を辞めて自分の余裕も出来るので、仕事をしているときより息子に優しく接することが出来るだろうと思っていたけれどそんな甘いものじゃありませんでした

のこ
のこ

じゃあどうしたら信用してくれるの⁈ママは仕事辞めたくなかったけど辞めたんだよ、それも信用してくれないならやっぱり続けてれば良かった

言っちゃいけない言葉連発です、でも正直こんな初歩の初歩でつまずくとは思わなかった、辞めたことの証明ってどうしたらいいの?1ヶ月くらいずっと息子と家にいたら辞めたって信じてくれるの?

どうしたら信じてくれるのか聞いても息子も分からないと言う

何をどうすればいいか分からず途方に暮れる、ってこういうことだなと思いました

経験者からの助言

子どもが不登校経験者の先輩ママに私はよく相談をしていました。その先輩ママさんに言われたのが

先輩ママ
先輩ママ

口で仕事辞めたって言ったって今までずっと働いてるママしか知らないんだからすぐ信じられるわけないよ。息子くんが産まれて7年間ずっと働いてたんだから7年かけて信じてもらうくらいの気持ちでいな

先輩ママ
先輩ママ

1ヶ月そこらで信じてって言う方が今の息子くんには難しいと思うよ。周りの目が気になると思うけどのんびりでいいんだよ

全部がグサっとささりました。本当にそうだよなぁ…

すぐにではなく悩んだ期間、それ以上の期間がかかっても元気になっていってくれたらそれでいい

周りの目を気にして、早く元通りになってよ!と思っている自分がいたことにも先輩ママに言われて図星だなと気づきました

のこ
のこ

また自分本位に動いてた‥授業遅れたらどうしようとかこのまま不登校になってしまったら‥とか大人のものさしでまた考えてしまっていたな

見守ることの難しさ

まずは息子にすべてを委ねることにしました

今までは学校まで行くだけ行ってみようか?とか今日は1時間目だけ頑張ってみない?とか提案していたんですが

息子にはそのやり方は違うのかもしれない。今までのやり方でできないのであれば違うやり方でとりあえずやってみよう!と切り替えることに

朝は今まで通りの時間に起こして準備はしますが、そのあとは息子がその日どうしたいか決断するまで待ってみることに

のこ
のこ

この時間が口を出したくなりますがひたすら耐える…修行僧のように心を無にしてただただ待ちました(笑)

もちろん学校に行かないと決めた日は学校から渡されていたプリントなどの学習はするというルールは決めていました

すると、自分で行かないと決めた日は朝の準備が終わったらプリントの準備を始めたり(となると、今日は行かないのねと私も判断できました)

でも今日は学校まで行ってみようかな?とか2時間目体育あるからそれまで頑張ってみようかな?とか自ら言うことも増えてきたんです

もちろんいつも穏やかに過ごせていたわけではありません。自分で行くと決めたのに学校に着くと行きたくないーと泣き叫ぶこともありました

周りの登校するお友達の中、またも逆走する帰り道に自分で決めたことなのにそれさえも出来ないなんて‥と何とも言えない感情に陥ることも多々ありました

そのときは正直に息子に

のこ
のこ

ごめんね、息子くん。ママはいま少し気持ちが疲れているのでちょっとだけ1人になりたいです。家に帰ったらお部屋に少しこもっていいかな?

私もすべてを受け入れるほど器が大きい人間ではないので弱さもありのままに伝えていました

しんどいものはしんどいんじゃー、親も神様じゃないんだから全部おおらかに受け入れられるかー

1人で数分ですが部屋にこもって何とも言えない感情を1人爆発させ(笑)、すっきりしてまた息子と向き合う、そんな毎日を過ごしていました

息子を見守ることにしてから思ったこと、それは息子にママのこと信用してよ、と散々言っておきながら息子のことは果たして信用できていたのか?

いま不登校、行き渋りのクセがついたらずっと学校に行けなくなってしまう。私が学校行くよ、と言わなければこの子はずっと学校に行かないだろうな

ずっとそうやって考えていたように思います。でも見守ることに決めてからは私が行ってみよう、と声かけするよりも自ら学校に行こうかなという日があきらかに増え、実際に行ける日も少しずつ増えていました

私が本当に仕事を辞めたと息子が信じてくれたからかもしれないし、本当の理由は分からないけれど、信じて見守ることの大切さ、同時に難しさをとても感じる時期だったなと思います

のこ
のこ

『育児は育自』って言葉をすごく感じていました。人生まだまだ知らないこと、っていっぱいあるんだなー

しんどい時期に息子と私が支えられた本をまとめてみました

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家族のこと
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