こんにちは、『のこ』です
1年生の2学期から不登校、行き渋り気味になった息子
前回までの記事はこちら
期待しちゃダメなんだろうけど期待しちゃう
3学期も息子のペースで登校させていましたが「全部が嫌だは違う、頑張れるところは見つけないとダメだよ」という話をしてから(我が家の考えです)
自分で模索しながら頑張れる場所や事を見つけようとしているな、と感じました
2年生になると、仲良しなお友達が何人も同じクラスになりました

絶対先生方が配慮してくださったとしか考えられない神クラス、ありがとうございます!
ほぼほぼ休むことなく息子は登校するように
これはついに安定し始めたかな?
ようやくようやく終わったんだ!!そう思っていたけれどそんなにうまくはいかない・・
(期待しないようにしようと思っても期待しちゃうんですよね・・悪いクセです)
これは不安症?HSC?
1年生のころもですが、最初は気が張っているんだろうなと思います
またもや2学期終わりごろから不安定になり始めました
しかも今回は学校どうこうではなくて私と離れることが不安だと泣き始めるように
息子が学校に行っている間、私が家にいると言えば

家に強盗が入ってママがやられちゃったらどうしよー
買い物に行くと言うと

事故にあったり連れ去られたりしたらどうすんのー?
私が何をするにしても不安が付きまとうと言うんです
そしてそれはだんだん自分のことにまで
隣を通る救急車やパトカーに

俺のことを迎えに来たんだ!俺は乗りたくない!いやだ!
と泣き喚いたり・・
色々調べてみるとHSCの子は母子分離不安が起こりやすいという記事も見るし、それとは別に不安症という言葉もでてきます

でも不安症というほどなのかな?身体的なものは訴えてこないし・・HSCの性格が出ているような気もするし・・ん~分からない
※不安症は吐き気やめまい、不眠など身体的に支障が出る場合がある、と私が読んだ本には載っていたのでそこまではなさそうだよなと思ったり
これは専門家を頼った方がいいのかな・・心療内科やスクールカウンセリングに行ってみようかと話してみたりもしたけれどことごとく拒否
そしてまた冬休み直前から学校へ行き渋り気味に・・
試行錯誤の日々がまたまた始まりました
我が家なりの息子への向き合い方(母子分離不安)
まずは急に始まった母子分離不安について考えてみました
母子分離不安とは、子どもが母親や主要な養育者と離れることに不安や恐怖を感じる状態のこと。
対処法としては
- 安心できる環境を作る
- 段階的に親と離れる
- 成功体験を積み重ねる
- 子どもの気持ちを理解する周囲のサポート
などがあげられます
まずは私は息子がどうすれば不安にならないか、安心するかを毎日確認することに
今日は1日中家にいてほしいと言われれば家にいるし、強盗が入るかもしれないから家にいないでと言われれば家にいないようにしました
息子が学校に行けばいくらでも嘘をついて家にいることもお買い物に行くこともできたと思います
でも私はようやく息子から取り戻した信用を失いたくなかったんです
息子からの信用ゼロのとき↓
そしてママのことが心配だから休むと言った日は私の1日に付き合ってもらうようにもしました
こんなに平和に過ごしているから心配いらないし危険なこともないのよ~ということを見せるために(笑)

そもそも田舎住み過ぎて都会のような事件も私からしたらまったく考えにくいんですけどね
母子分離不安とは少しずれますが、色々な事件のニュースを見るのもこの時期は特に嫌がっていました(元々嫌がっていたので我が家はニュースになるとチャンネルを変えていたんですが、この時期は特に少しでもニュースの状況が耳に入ると自分に起きたことのように泣いていました)
HSCさんはニュースにも感情移入してしまって敏感だといいますよね
私は医療ドラマが好きなんですがそれもドラマだよといくら説明しても血がいっぱい出てるー!とか死んじゃったー!とか泣き叫ぶので見せないように必死でした
「鬼滅の刃」もいくらアニメだよと説明しても現実で起こっていることに感じてしまったりしていたみたいです(あんなん現実で起こっていたら恐ろしすぎるやろ・・)
(今も苦手なことに変わりはないですが、年齢を重ねて判別はつくようになったようです。思い返すとそもそもドラマやアニメを信じるなんて・・と思ってしまいますが当時は本当にこの子はこの先どうなるんだろうかと不安でいっぱいでした)
そして、今まで空気と化していた夫がここで

ママが無事かどうか何時間かおきにパパに連絡してもらうようにしようか?連絡がなければパパが仕事から帰ってきてママの生存確認をするから!

分かった、それならちょっと安心
夫よ!たまにはいいこと言うじゃん!!!!
学校にも相談はしていて、担任の先生も「もし学校でお母さんのことが心配になったら先生に言ってくれたらお母さんにいつでも連絡とるからね」と言ってくださっていたようです

ありがたい環境でしたが、この当時は携帯が鳴っていなくても着信音が聞こえてきたりしていて、どこにいくにも携帯は手放せない心境でした
私が携帯に出なかったらいろんな人に迷惑をかけてしまうという謎のプレッシャーに夢でもよくうなされていました(笑)
でも担任への情報共有はしていてよかったな、と思いました
正直2年生の平均が私は分からないので、「同じような繊細な子はたくさんいます、まだ2年生ですからおかあさん大好きで当たり前です」と先生から言われてちょっと安心したり

先生も私に気を遣って言ってくれていたのかもしれませんがだいぶ救われていました
そしてそのようなことを続けていくと夫に「1時間おきにママが生きてるか連絡して」と最初のうちは言っていた息子でしたがだんだん2時間おきでいい、3時間おきでいい・・というようになり
いつの間にか何も言わずに学校に行くようになりました
結果として急がず、息子のペースで少しずつ段階をふめたのが我が家にはよかったのかな?と今振り返ると思います
担任にカウンセリングとか行ってみた方がいいかなと思うけど息子が嫌がって・・と話したときに無理強いする必要はないです、と一緒に待ってくれました
変に特別扱いもせず、遅刻して行っても早退するときもいつも寄り添ってくれていた先生に本当に感謝しています
色々なことへの恐怖心対策は次の記事で書こうと思います